大学受験
必勝のロードマップ★


[第2回] 中1中2…まずはスタートダッシュ
合格発表→進学校が決まってホッとひと息ついて、ふと考えると『英語や数学、どう勉強すればいい?』『自分ははこの学校でどのあたりの成績?』『学校・授業・宿題・塾…みんなはどうするんだろう?』
期待や希望に胸ふくらむ一方、わからないことだらけで少し不安…そんな気持ちが共通項でしょう。
中1前半は、まさに『どんなスタートを切るか?最初の位置を作る』時期です。

★きるだけ上位でスタートしたい!!★

なにより大切なのは子どもたちが『こうすればいい成績がとれる』と実感できるような安心安全な学習システム&スタイルを、一学期のうちに親子で練り上げることです。
教育といい指導といい、目的は結局のところ『その人ができうる最良の姿を現実化する』ことにつきるのですから。

入試合格から一年間こそ親の出番!
この好機を逃す人たちが多いのです。いわく『中学生になったら自分で自覚して』などなど…結果高3まで不完全燃焼な子が大量発生するはめに。
だから、ここぞとばかり思いっきり介入し指図しましょう(^_^)v

さて、その子に合った『上位成績をとるシステム』をつくっていくためには、どんな心構えと知恵が必要なのでしょう?

小学生時代の出来不出来は忘れましょう
中学での順位や大学受験対応の学力は、1から作っていくもの。入学した中学の偏差値や入学時点の成績は、はっきりいって『いいに越したことはない』くらいなもの、と胸に刻んでおきましょう。

○○中合格…あの時が人生で一番輝いてたなんて生徒がいる一方、中学高校で大化けして帝大ランク現役合格する子もたくさんいます。
要はやりかたひとつ、心構えひとつなのです。

この子をサポートする人間ネットを作る
まず数学・英語をどうやって得意科目にするか?その子を大学受験までをサポートする人や組織の態勢をつくりましょう!

英語数学は専門塾または個人のプロ=理想は細かいことに口うるさく、真面目に取り組む姿勢をきびしく強制する先生。
ノートの取り方、式の書き方、単語や文法の規則&規則例外をきちんと覚える→脇の甘い教師にはできません。
むしろ煙たがられるような先生を選び、人柄が信頼できたら『なにがあろうと先生の指示に従いなさい』と申し渡すのです。
親の経験・学習方法をしっかり伝える
小6は塾に週6日=宿題に追いまくられていた→中学に入ると、意外に時間の余裕が…
そんなわけで『宿題があればする。なかったらしない』という中高一貫生ができあがるのです。厳しいという評判の中学でも…

お父さんお母さんにお願いしたい。
入学前に、日常の勉強のしかたを英数国理社についてこまかく教えてください。できれば親の経験をそのまま伝え『私はノートをこう整理した。あなたも…』というふうに。

家庭学習は決められた時間割で
家庭での1日の勉強時間帯をはっきり決めて守らせましょう。
例えば、
7時から9時勉強→9時から9時半休憩→9時半から10時半勉強、というふうに
もちろん、勉強時間中は部屋から出ない、という約束が必要。
目を転じて、将来のライバルさんたち=公立中から北野や理数科をめざしている生徒たちはどうでしょう。彼らにとってはあたり前のこと。
中高一貫校生の多くにはその習慣が全くないのはなぜ?
中学受験塾時代にしみついた『宿題があるからする』という指示待ち体質…それでは何のための私立一貫校なのか?ですね。

定期テストの成績が命
中学では定期テストというものがあってそれで位置が決まります。
小学生のときの公開テストと違って厳密な範囲があり、2週間前から対策準備をすることが理想。逆にいえば万全の準備をすれば上位の点数を取れるということです。

最初が肝腎!

おおむね中1の二学期期末テストまでに、まず最初の位置どりが決まり、中3に入って高校内容の学習が始まるまでしばらくは動きません。

できるかぎり上出来の成績でスタートさせましょう!
よい成績をとればそれを維持しようというモチベーションが生まれます。

一方、下でスタートすれば『自分はそのあたり』と納得してしまう。良くも悪くも人はそうした生き物なのです。
中1の二学期期末テストまでに納得できる成績を叩き出せるかどうか、それがまずは第一段階のメルクマールです。 

入学前後の時期についてはここまで。より良いスタートを切ることができるよう、願っています。

第3回のテーマは『定期テスト対策のしかた』
学校が異なっていても必要十分な、テスト前の計画学習。そのひな型的タイムテーブルを提案します。

[第一回] 私立中高一貫校の場合

中学入学と同時に、大学受験に向けた長い6年間の競争が始まるわけですが、そこには山あり谷あり。
初めからトップを走ってそのまま最高学府という天才くんもいますが、それはここでは対象外。
普通よりやや高い能力があって私立中に入学した人々(とくにその保護者の方々に)大学受験までの工程表を示そうというものです。

丸々6年間、ずっと緊張を保つのはなかなか難しいことですし、賢い保護者はそんなことをわが子に求めたりしないようです…
思春期真っ只中の子どもに、うまく大学合格を勝ち取らせるには、どう考え、どう行動し、どのタイミングでどう接し関わったらたらよいのでしょう?
だれも教えてくれない…だからこそ、成功した先人たちの経験から学んでみませんか?

たくさんの私立生親子とつぶさに接して、成功の歓びと失敗のくやしさをともに味わってきた私たちならではの提言です。
なにかの参考になれば幸いです。

★大きくふたつの時期に分ける★

まずは時期設定。
6年間を前期と後期に分けて考えることからはじめましょう。
前期〉は中1から高1までの4年間…ここは大学受験にむけて学力をじっくり準備する期間。学校の定期テストの成績を目途にします。
後期〉は高2高3…目先のテストの成績よりも、まっしぐらに入試合格に向けて受験力を磨きます。

さて、保護者ならびに生徒のみなさん。
中高一貫高に入学して現役で大学合格したいなら、まず第一の目標を次のように設定してください。
高1の終わりの時点で、目標大学の模試判定C、もしくはそれ以上をとる!
それを達成できないと、あとの2年が苦しい…逆にいえば、初めの4年間にどんな紆余曲折があろうと、高1終わり~高2初めに帳尻が合っていさえすればよいということ、なのです。
 
第1回はここまで。
次回は〈前期〉のうち、なにより神経を使う[入学から中2まで]の2年間についてお話することにします。